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東大和の家

HOUSE "HIGASHIYAMATO"

築52年、とある大工さんが自ら建てたこの家は、静かな住宅地に佇んでいた。東西に広い屋根を持ち、南に大きく開いてるこの家は採光も通風も十分に確保されていました。旗竿状の敷地はむしろプライバシー性の高い庭の証。

今回、この家を現代の暮らしに合わせてフルリノベーションし、古い柱など面影も残しながら、これから何十年も快適に過ごせるよう設計しました。

広い庭に面した縁側、冬には干し柿が揺れる軒下、家族5人が集う広間、玄関ホールにペレットストーブを設置し、揺れる火を眺めながら食事ができます。キッチンはステンレス製のモダンなもの。1階の壁はほぼ漆喰仕上げ、床は無垢材ひのきを使用。心地よい素材感と空気に包まれた住まいです。

古い柱や梁の趣を残しつつ、窓はすべて最新の断熱性能を備えたものに交換。壁は厚手のグラスウールを充填し、断熱性・快適性は格段に向上。新旧のバランスを大切にしながら、家族の未来を見据えた家としました。

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工事:古民家リノベーション / 場所:東京・東大和/ 用途:住宅/ 構造:木造・2階建て/ 竣工:2024.3 

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