ユネスコ無形文化遺産に登録された1300年の和紙の歴史を持つ埼玉県唯一の村、東秩父村。 その村にふさわしい和紙の魅力を十分感じられる「豊かな村の道の駅」を目指しました。  

地場の和紙やヒノキをふんだんに使った直売所では、東、北面を全面ガラス張りにし、83本の障子を立体的に配し、和紙を通したやわらかい光の下、新鮮な村の野菜・食材が並びます。夕方になると建築全体が大きな行燈のように優しい光を放ちます。 外店が沢山ある中庭もあり村をよく知らずに訪れた人も、村の良さを十分に体験できます。 

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工事：新築／場所：埼玉・東秩父村／用途：道の駅・直売所／構造：木造・１階建て／竣工2016.10／掲載：新建築2017年11月号／クライアント：東秩父村／※構造設計：田中哲也建築構造計画