川越の高台に立つ築100年程の古民家。思い出が沢山詰まったこの家を住みやすくフルリノベーションして後100年住み続けられるよう設計しました。

何を残して、何を現代的なやり方にするのか、その選択が重要になってきます。 冬の寒さや夏の暑さ、水廻りをはじめとする使い勝手の悪さ、外の音が気になるなど古民家ならではの問題も少なからずありました。

古い柱や梁はなるべくそのままの良さを残しつつ、間取りはガラッと変更しました。大家族が集まるリビングは大きな吹き抜けを設けることで開放的になっただけでなく、日の光が家の奥まで届くようになりました。

窓はすべて新しいものに交換、新たにウレタン吹付の断熱材を壁に充填することで、断熱性も見違えるように改善しました。

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工事：古民家リノベーション ／ 場所：埼玉・川越／ 用途：住宅／ 構造：木造・2階建て／ 竣工：2021.4